弊社の産業廃棄物中間処理施設は、減容固化、破砕、油水分離です。
減容固化施設では、産業廃棄物(廃プラスチック類、紙類等)を破砕、減容固化し、石炭の代替燃料であるRPFを製造しております。またその他に大物の廃棄物を破砕し、ハンドリングを良くして他社の再生処理施設へ処理委託及び再生資源として売却する破砕施設、廃油の油水分離プラントも併設しております。
アイデックスでは入ってきた資源を無駄なくエネルギーに変換しております。
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減容固化
破砕された廃プラスチック類、紙くず等は一定の割合で減容固化設備に投入され、混合し、圧縮押出成形方式でペレット化し、RPF燃料となります。
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破砕
主に大物の廃棄物及び金属複合廃棄物を破砕する二軸破砕機です。磁選機で鉄、非鉄金属とに選別し、更なる限られた資源のリサイクルに貢献します。
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油水分離
廃油吸着マット等に含まれる油を遠心分離方式で取り除き、油については再生資源として売却し、廃油吸着マットについては当社にて減容固化処理をいたします。
令和4年7月破砕機のリニューアルを行いました。
平成16年から稼働していました二軸破砕機を、経年劣化で破砕効率が悪くなっていたこともありますが、許可取得当初に比べて処理依頼物の組成に変化がでてきたことで仕様の変更を検討し、破砕機自体の交換及び金属資源の回収の為の磁選機を新設しました。
今回導入した破砕機は、メッツォ(デンマーク)社製で、東日本大震災の災害廃棄物処理で使用されていたものになります。
許可上の能力に変更はありませんが、破砕性能とスピードは旧破砕機に比べて格段に上がり、今まで破砕処理が難しかった物についても対応が可能となっています。
また、弊社では更なる金属資源の回収を目指すべく、ミックスメタルの国内循環リサイクルを行っている株式会社アスク(本社:大阪府枚方市)と協業し、破砕物(ミックスメタル)からの非鉄金属(銅、アルミ、ステンレス等)の選別回収事業を新たに取り組みます。